産後トラブルで一番つらかったこと。それは「痔」でした。
こんばんは。痔マスター・ヂェーンです。
痔マスターなんかになりたくないですけど、なっちゃってるからしょうがないですw
そうです、私は痔です。
産後この痔で私はどれだけ痛み、苦しみと戦い続けたか。。まだその戦いは終わっていません。
今もまだ痔と戦い続けています。この戦いを終わらせるには、手術しかないんです。なんてこった。
元々私の肛門ちゃまにはおイボさまがいらしたのですがw
産後はひどい便秘になり、それにより新たに切れ痔になったのです。ジーザス。
ひどい便秘になった理由は、帝王切開での出産だった為、麻酔で腸の活動を停止させたことで便秘になりました。
産後に便秘になりやすいママさんは多いと思います。
母乳で水分をたくさん奪われるので、かなり水分量を補給しないと便秘になってしまいます。
私も気をつけてたくさん水を飲んでいたんですが、それでも3日、4日と出ませんでした。。
そして出ても便が硬いので切れる切れる!!泣
これから出産を控えているママさんが、痔で苦しむことがないように!少しでも役に立てればいいなと思い、これから痔について書いていきますね。
痔の種類
①痔核(いぼ痔)
内痔核
- [状態]
- 痔核は、直腸の下や肛門にある静脈を含めて肛門を閉じる役割をするクッション部分がうっ血してふくらんだもの。この痔核が歯状線より内側にできたものを内痔核といいます。
- [原因]
- 痔核は、痔の中で一番多く見られます。便秘やトイレ時間が長くて排便時のいきみが強い、長時間同じ姿勢をとる、妊娠や出産がきっかけで起こりやすくなります。
- [症状]
- 痛みはほとんどなく、排便時に出血したり、肛門から脱出して気がつくケースが多いよう。肛門から脱出したときには、肛門から飛び出してくる感じや異物感があります。
- [進行すると・・・]
- 脱出しても排便が終われば戻る状態から、進行すると、常に痔核が脱出して指で押さなければ戻らなくなります。最終的には指で押しても戻らなくなります。
外痔核
- [状態]
- 肛門の歯状線より外側にできたものをいいます。肛門の外側に血まめができた状態で、血栓性外痔核といいます。
- [原因]
- 便秘や下痢、アルコールや辛いものの摂り過ぎ、長時間歩き回ることや座りっぱなしのことが多い、冷え、ストレスなど。
- [症状]
- 腫れて激しく痛むことが多いのですが、出血は少ないです。
②裂肛(切れ痔)
- [状態]
- 肛門の皮膚が切れたり裂けた状態。
- [原因]
- 便秘などによって、硬い便を無理に出そうとしてその刺激で切れることが多いのですが、慢性的な下痢による炎症として起こることも。便秘がちな女性に多く見られます。
- [症状]
- 排便時に激しい痛みと出血があります。排便後もしばらく痛みが続くことも。
- [進行すると・・・]
- 裂肛を繰り返すと、裂け目が深くなって炎症が起き、潰瘍やポリープができて、肛門が狭くなる(肛門狭窄)ことがあります。
③痔ろう(あな痔)
- [状態]
- 歯状線にあるくぼみに大腸菌などが感染すると、炎症が起こり、化膿して膿がたまります。この段階は、まだ肛門周囲膿瘍。この症状が繰り返されることによって、細菌の入り口と膿が皮膚を破って流れ出る部分まで 、1本のトンネルのように貫通します。これが痔瘻です。
- [原因]
- 下痢やストレスによる免疫力の低下など。肛門括約筋の強い男性にやや多い傾向があります。
- [症状]
- 肛門の周囲の皮膚が腫れて痛みを伴い、ときには熱が出ることも。痔瘻まで進むと、膿が出て下着が汚れます。痔瘻の治療は手術になります。
私はなんと、この3つの痔すべてになっておりますので、痔マスターということになるのです!ガッデム!
イボは平気なんですけど、切れ痔と痔ろうにもなってしまった時は本当に痛くて痛くて。。
夜中の授乳でただでさえ寝れないのに、痔の痛みでさらに寝れない日々が続きました。
産婦人科が家からすぐ近くだったので、軟膏を貰いましたが、非ステロイドの軟膏の為に効き目はあまりなく、気休め程度でした。。
授乳中はステロイドを使わないほうがいいということを知っておいてくださいね☆
後悔した最大のミス
今思えば、これをしていればあんなに痔で苦しまずに済んだかもしれない・・!
産婦人科へお薬を貰いに行った時、軟膏だけでなく便をやわらかくするお薬も貰うべきでした。
便秘も続いていて、便も硬いせいで排便をするたびに切れて痛みで苦しんでいました。
この時に、便をやわらかくするお薬を貰って飲んでいたら、痔の進行もだいぶ違ったはずです。
非ステロイドの軟膏だけでは良くならず、痛みも悪化するばかりだったので、産婦人科ではなく肛門科の病院へ行きました。
内診がとっても痛くて叫んじゃいました!!
痛すぎて先生に殺意が・・w
拷問のような診察を耐え、2種類の軟膏と、便をやわらかくするお薬をしっかりと貰いました!!
水分もしっかりと摂るようにし、食物繊維も多く摂るようにしました。母乳にもいいですからね☆
だかしかし。時すでに遅し。
私の肛門ちゃまはすでに瀕死の状態だったので、悶絶するような痛みはなくなったけれど、常に肛門ちゃまには痛みという「お友達」が寄り添っておりました・・w
今現在も排便後は肛門ちゃまが悲鳴をあげます。出血もします。
でもあの時ほどの痛みはもうありません。
ただ、排便するたびに出血と痛みを伴う生活を続けていくのは嫌なので、息子が卒乳をしたら手術をしようと考えていますw
これから出産されるママさんへ
産後トラブルは他にもいろいろとあるかと思いますが、痔も恐ろしいということを覚えておいてもらいたいです。
痛い思いをしてほしくないので、水分補給や食物繊維をしっかりと摂りましょう。
もし便秘だと感じた際は、病院で便をやわらかくするお薬をすぐに貰って下さい。
痔になってしまった場合は恥ずかしいかと思いますが、悪化する前に必ず病院へ行くことをおすすめします。
痔をなめたらあかんぜよ!!以上です!